直木賞を受賞して、いま話題の本です。ネタバレしないように本の感想を書くって難しいですが・・・この本の印象をいくつか書きたいと思います。
何だか物語の中にひきこまれて、すらすら読めてしまいました。300ページ以上あって結構長い本なのに、長さを感じないほどで、これだけ集中して読めた本は久しぶりかも知れません。最近「博士の愛した数式」を読んだせいか、数学の世界に素直に共感できました。こういう世界を、さらりと書ける東野さんは凄いと思います。
そして、トリックよりも、なぜそんな事をしたのか?という「動機」に衝撃を受けました。見返りを求めない、ただひたすら愛することだけを考えて・・・ミステリとしても楽しめ、純愛小説でもある作品。
「私の考え得る最大の純愛、最高のトリック」だという著者自身の言葉に裏切られることのない一冊です。
ISBN:4163238603 単行本 東野 圭吾 文藝春秋 2005/08/25 ¥1,680
何だか物語の中にひきこまれて、すらすら読めてしまいました。300ページ以上あって結構長い本なのに、長さを感じないほどで、これだけ集中して読めた本は久しぶりかも知れません。最近「博士の愛した数式」を読んだせいか、数学の世界に素直に共感できました。こういう世界を、さらりと書ける東野さんは凄いと思います。
そして、トリックよりも、なぜそんな事をしたのか?という「動機」に衝撃を受けました。見返りを求めない、ただひたすら愛することだけを考えて・・・ミステリとしても楽しめ、純愛小説でもある作品。
「私の考え得る最大の純愛、最高のトリック」だという著者自身の言葉に裏切られることのない一冊です。
ISBN:4163238603 単行本 東野 圭吾 文藝春秋 2005/08/25 ¥1,680
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